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商品をリニューアルしました

今年10月に創業102年を迎える佐々直は、看板商品の「笹蒲鉾」と「揚蒲鉾」をリニューアルしました。100年後も佐々直の味が 受け継がれていくように。弊社専務取締役で4代目の佐々木市哉がその思いを語ります。

佐々直らしさを追求し原料を一から見直し

大正5年(1916)に創業した佐々直では、間もなく100年を迎えようとしていた2011年に東日本大震災に遭い、機械やレシピまでも失って危機的状況に立たされました。

長年ご愛顧頂いてきたお客様の「また佐々直の笹かまぼこが食べたい」という気持ちにお応えしたく、私たちは事業継続を選択しました。あれから7年が経ち、ようやく次の段階を見据えられるようになった今、これまでに培ってきた技や経験を後世に伝えていく決意のもと、リニューアルを行いました。

笹かまぼこのリニューアルで最もこだわったのは、佐々直らしさをより際立たせることです。魚本来の旨みを感じつつ、 すっきりとした後味となるよう、原料を一から見直しました。 これを実現するには、化学的に作られた味ではなく、塩、酒、みりん、砂糖など根源的な調味料が重要であり それらの中でも最適なものを探りました。

例えば、酒の場合、たくさんの試作品の中で最も相性のよかった、同じ名取市閖上で 創業の「佐々木酒造店」に仕込みを依頼。この特別な日本酒により、魚の持つ雑味を消しながらも 旨みを加えることができました。また、ミネラル分が多い花藻塩を使用してさらなる旨みを加え、魚のすり身の細胞の結合具合を変えることで口当たりをよく仕上げました。

上質な時間を届けるためパッケージもリニューアル

佐々直の味わいは派手さがなく、最初の一口で分かる味ではありません。 しかし、1枚食べ終わるともう一枚食べたくなるような、召し上がる方の感覚の 奥底に届く味、言葉にはしにくい単純ではない美味しさを目指しています。分かりやすく言い換えれば、 魚本来の旨み、コク、キレのよさを五感を使ってじっくり味わっていただければと思っております。

伝統を踏まえつつ新しくなったこの味わいをより多くのお客様にお届けしたく、パッケージのリニューアルにも着手。 ちょっと贅沢をしたい日の食卓や、大切な人への贈り物にもふさわしい、洗練されたデザインに思いを込めました。 笹かまぼこのある暮らしがお客様に喜びをもたらすことを願って、私たちはこれからも笹かまぼこを作り続けます。